同人を印刷すれば一般人でもすぐに出版できる|夢を実現

版またはレーザーで

部数や原稿に適した方法で

印刷

同人誌の印刷は一般的に、オフセット印刷またはオンデマンド印刷によって行われています。
前者は、商業誌でも利用されている印刷方法で、最初に原稿から版を作ることになります。
その版にインクを付けて、用紙に押し当てることで刷っていくのです。
押し当てるだけですから、版さえ作れば短時間で大量に刷ることができます。
その分1部あたりのコストが少なくて済むため、同人誌の部数が多い場合に適していると言えます。
一方後者は、原稿をコンピュータでデータ化し、それをドットとしてレーザーで用紙に焼結させていくという印刷方法です。
版を作る必要がないので、その分スピーディに印刷を開始できますし、基本料金も安めになっています。
しかし焼結には、版を押し当てる場合と比較すると時間がかかるため、部数によっては前者よりもコストが高くなります。
逆に部数が少なければ低コストとなるので、同人誌の販売数などを考慮して選ぶ必要があります。
またオンデマンド印刷の場合、原稿の広範囲に同じ色が塗られている場合や、細い線が多く描かれている場合に、ドット処理が追い付かないことがあります。
これによりわずかなムラが生じることもあるので、適しているかどうかを、原稿や絵柄からも確認することが大事です。
自分では判断が難しいという場合には、印刷会社に連絡すると、数ページ分の原稿からサンプルを作ってもらうことができます。
このように同人誌の印刷方法は、様々な点を考慮して慎重に選ぶことが必要となっているのです。

美しく頑丈な仕上がりに

印刷機

日本では、テレビアニメや商業誌で連載されている漫画などを発想の元とした、二次創作が活発となっています。
二次創作物の多くはイラストや漫画となっていて、これを製本した冊子は同人誌と呼ばれています。
そして同人誌は、元となる作品のファンから注目されています。
二次創作をするのはファンなので、ファンならではの視点で描かれていることから、高い人気があるのです。
そのため同人誌は、二次創作のイベント会場や個人の通販サイトなどで、積極的に売買されています。
個人での売買とはいえ、中にはこれによる利益で生計を立てている同人作家もいます。
つまり二次創作は、ビジネスとして成り立っているわけです。
もちろんそのためには、消費者を満足させることのできる同人誌を作る必要があります。
そのため同人作家の多くが、印刷会社の手を借りて同人誌を制作しています。
印刷会社は、原稿を指定数だけ印刷し、各ページを正確に重ね、1冊の本として完成させます。
専用の機器が使われるので、手作業での製本よりも美しく頑丈に仕上がります。
もちろん印刷会社には、白黒2色での印刷やフルカラー印刷など、色を指定することも可能です。
さらに原稿をより美しく見せるための、特殊な加工を依頼することもできます。
たとえば金銀のインクを使ってタイトルを輝かせたり、光沢のある透明フィルムをつけて高級感をアップさせたりといった具合です。
これらにより、書店で販売されている出版物よりも美しく豪華な作りとなっている同人誌も少なくありません。

完成するまでの手順

色見本

同人誌を作成するにあたって、原稿が仕上がってから印刷製本を行うのも全て、自分で作成するという手段もあります。
しかし、手作り感のある同人誌になる可能性があります。
イベントや専門店で販売予定がある場合は、同人専門の印刷業者に依頼した方が質の高い同人誌を作ることができます。
同人誌は個人で作成する人が多いので、依頼する印刷部数も少数部数から発注を受ける業者が多い傾向にあります。
同人専門の印刷を行う業者が年々増加傾向にありますが、業者によってサービスの質や特徴などが大きく異なります。
同人誌の印刷だけではなく、オリジナルのグッズや商品の印刷も行える業者もあります。
印刷するにあたってまずは、業者を探すことから始めなければなりません。
インターネットを使えば、同時に専門の印刷業者を簡単に見つけることができます。
現在ではネットで手軽に注文が行える業者も増えてきましたので、オンライン入稿行えば手間もかからずスピーディーに手続きが行えます。
商業誌に漫画を載せるわけではありませんから、原稿の修正、台詞の修正などは一切入りません。
したがって入稿するにあたっては、個人で原稿にミスなどがないか入念にチェックを行ってください。
納品されてから仕上がった作品にミスがあったとしても、全て自己責任になってしまいます。
そうなった場合、自分で一冊ずつ手直ししなければならなくなってしまうこともあります。
そのため、入稿の際には、必ず最終チェックを行ってから手続きを進めてください。